お庭の手入れは必要か?
自然の野山の草木は何も手を入れなくても美しく育っています。しかし、お庭の場合は違います。大きさ、日照条件、様々な制限があるので、手入れを怠ると、取り返しのつかない事になってしまいます。
伸ばし放題にされた木々は、次第に互いのバランスを失い、形が乱れる事はもちろん、光、風がお庭に差し込まなくなり最悪の場合枯死してしまう事もあります。
そこを人間の手助け(剪定)でうまくバランスを取ろうというのが「手入れ」の本当の意味合いです。
庭全体のバランスをみて、植木、一本一本仕上げてきます。剪定といっても、ただ闇雲に、毎年毎年、枝先ばかりを刈り込む剪定をしていると、年々大きくなってしまいます。そればかりか、同じ箇所を何回も切られる事によって、木々本来がもっている柔らかさ、美しさを殺してしまいます。