子供達の遊びは不思議で、グラウンドだった場所に小さなウッドデッキを造るだけで、そのうえがステージになり、ベッドになり、おままごとのお店になります。使う素材を樹脂やプラスチックから天然の物にするだけで、肌に伝わる感覚は違います。大人にとっては少しの起伏でも作ってあげれば、子どもにとっては大きな坂道。様々な種類の樹木を植えれば、落ち葉やどんぐり。それらなんでも遊びの材料に早変わり。砂一つとっても子どもは粒の粗い川砂と細かな山砂を上手に使い分けます。大人から見てもワクワクするようなツリーハウスなんかも子どもからしたら憧れの秘密基地。里山の様な空間を作ってあげるだけで、遊具には無い様々な応用力のある遊びを思いつきます。