小さな住宅街の庭にもそれは適応します。
穴を掘り、防水シートや粘土で遮水し、それを上手く隠すように石組をすれば出来上がり。それだけで小鳥が集まり、メダカが育ち、トンボが卵を産み、一つの小さな生態系の出来上がりです。
庭の中に水があるだけで景色が動き出します。雑木を主体とした自然や里山をお手本にしたお庭と合わせれば春は花が咲き、夏は日差しを葉が防ぎ、秋には紅葉が楽しめ、冬には葉が落ち、暖かな日が差し込む。たくさんの種類の植物が各々の快適な居場所で、葉を伸ばし、生き物が集まる場所。里山などは、杉や檜の森とは違い、単一の植物ではなく、様々な種類の植物で溢れています。そのそれぞれが、己のニッチを見つけ出し、生き生きと葉を広げ、花を咲かしています。